2011.05.19

封印された「倭」の謎 (逆説の日本史)

封印された「倭」の謎 (逆説の日本史)封印された「倭」の謎 (逆説の日本史)
著者: 井沢 元彦
小学館 / 389ページ / 1993-09


 逆説の日本史を読もうと思い立ってから、早、半年が経ちました。歴史推理等を読んでいると、登場人物の相関関係が分からないと内容がちと分かり辛く感じていたので、本書を選んでみました。著者は歴史家から文学に入ったのではなく小説家としてデビューしているので、発想や本書の内容を見ても単に登場人物はこういう人だった、この年はこうだったみたいな教科書的な年表とその横に人物となっていなく、著者の想像力を働かせて書かれていて好感が持てました。
 本書は第1巻目で、倭の読み方やどうしてこの字があてがわれたか等、『う~ん、なるほど!』と言いたくなる位説得力はあると思います。卑弥呼と邪馬台国そして記紀の内容。日本人のルーツと天皇家の起源等は、そうだろうと大体は想像がつくが、日本人及び韓国人のわだかまりを持って歴史の研究に進展が見られない考え方など、頷けると思います。(伝承のルーツをたどるとアフリカ大陸から人類は登場しているので、韓国の方には世界の文化はアフリカの発祥だとなってしまうのではとツッコミたくなりますよ。)

 歴史の再勉強に真説でなく逆説を選んでしまうひねくれ者ですが、小説家が描く歴史は想像力が豊かで推理も面白く良書ではないでしょうか。続きも読んでみます。



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